1相性、3相性とは?

1相性、3相性とは?

相性の意味とは?

避妊薬には世代と相性で分類されていることは、各商品の項目でも簡単にお話させて頂きました。この項目では、相性についてもう少し詳しく記載します。避妊薬は1シートで1か月が基本です。さらに言えば、この1シートを飲み切るのがお約束です。この1シートの中に毎日飲む錠剤がセットされていますが、週によっては成分量が異なることがあります。この成分量が異なる回数を相性と呼びます。

1相性の場合は、1種類の成分量しかシートにありません。2相性は2種類、3相性は3種類存在します。何故、成分量が変わるのかは、別の項目でも説明したアンドロゲン作用を緩和するためなのです。避妊薬には黄体ホルモンが配合されています。黄体ホルモンは妊娠中に大量に体内に分泌されています。この物質のおかげで赤ちゃんの胎盤が作られたりするなど、重要な役目を持っています。

アンドロゲン作用を抑えるための方法

アンドロゲン作用を抑えるための方法

ではなぜ避妊薬であるピルにそれが含まれるのでしょう。それは、脳を勘違いさせるためなのです。脳にある下垂体がホルモン分泌の調整を行っていますが、ここにこの物質が作用することで「私は今妊娠しているんです」という勘違いを起こさせます。そうすると、「ああ、妊娠しているのか」となり、生理等を生じさせるホルモンの放出を抑えるのです。但し、この物質には望まない役割も与えられています。

それが、アンドロゲン(男性ホルモン)作用になります。ニキビや多毛症、男性化症状等が副作用として出てしまうのがこの作用の特徴です。こうした黄体ホルモン製剤は、この作用が強く出てしまい、このことで悩まされるケースが多々起こりました。こうした現象を緩和する為に考え出されたのが、こうした段階を踏んで成分量を調整していくという手法という訳です。

その為、世代が後になるにつれてこの相性は1のものが増えますが、それは世代が後になるにつれてこのアンドロゲン作用を改良したからこそになります。こうした開発者の苦労のおかげで、今重篤な副作用を出すことなく使用されているのがこの低用量ピルでもあります。