避妊薬マーベロンの効果

避妊薬マーベロンの効果

トリキュラーに匹敵する需要を誇るマーベロン

低用量ピルで、トリキュラー以外で比較的有名なのがマーベロンです。第3世代の成分を配合しており、1相性という種類に分類された商品で、MSD製薬会社で製造販売されています。MSD製薬会社は、日本ではあまり聞いたことがない会社かもしれませんが、アメリカのメルク・アンド・カンパニーという第一次世界大戦中にドイツの医薬メーカー、メルクという会社がアメリカに独立させた企業の日本法人に当たります。100年以上の歴史を持つ、非常に有名な医薬品製造会社です。

この薬の成分は第3世代になる為、エチニルエストラジオール、デソゲストレルを使っています。実は、女性の体内にも男性ホルモンが存在します。その逆も実は然りです。それが体内で性別に関わるホルモンが優位に立っており、その均衡が保たれることによって、私たちの性別が成り立っていて、機能を果たしています。

そして妊娠に非常に大きな関わりのある生理は、こうした男性ホルモンも左右しています。生理前などに男性ホルモンが多くなることで、ニキビが増え、攻撃的になるのです。ホルモンバランスが崩れるというのは、こういうことを表しています。避妊薬はこのホルモンバランスの調整もしているのですが、この男性ホルモンの役割に近い成分も入っています。そのことから、アンドロゲン作用という男性化作用が強く出てしまうことも、場合によってはありました。それをこの第3世代では克服しています。

生理痛の軽減に非常に役立つ

生理痛の軽減に非常に役立つ

また、1相性ということなので、常に同じ成分量を服用し続けることになります。その為、休薬期間(疑似薬服用中)は生理の量も非常に少なくなりますし、不正出血かと勘違いする方も多いレベルのものになります。この事から、月経困難症と言われる生理痛が酷い人は、このピルを服用することで改善されると言われています。

この生理痛は、子宮から子宮内膜が剥がれる落ちる際に起こると言われています。子宮内膜は、血液でできており、精子と卵胞が合体した受精卵を着床させる為に子宮内に用意されるベッドのようなものです。毎月の生理はこの妊娠の準備をしてきたが、不要になった環境を破棄する為に発生する症状と言っても過言ではありません。

こうして毎月新しいベッドが用意されては、使わなければ破棄されるということが繰り返されることにより、生理や生理痛が起きています。このベッドの用意を薬によって制御する為、内膜も厚くならず、生理も非常に軽いものになることで、月経困難症を改善します。

ちなみに、先に書いた休薬期間(疑似薬服用中)というのは、トリキュラー同様、1か月分のシートの薬の数になります。基本的に生理期間に当たる1週間は薬を飲みません。若しくは偽薬を服用します。その為、21錠用意されているものと28錠用意されているものの2種類が存在し、服用する人のスタイルによってシートを変えることができます。