アフターピルのノルレボ

アフターピルのノルレボ

先にジェネリックであるアイピルを紹介しましたが、元である先発薬についても説明が必要ですよね。ノルレボは、あすか製薬会社で作られた、厚生労働省から緊急避妊薬として承認を得ている薬になります。この製薬会社は、1920年に創業という歴史のある製薬会社で、避妊薬を初めとしたホルモン製剤を製造販売している老舗の企業です。

ノルレボの服用後に起こること

ノルレボの服用後に起こること

この商品は、レボノルゲストレルという黄体ホルモンを使っていることも特徴です。黄体ホルモンは、排卵と切り離すことのできない関係であり、排卵が起こる前には黄体形成ホルモンが大量に分泌されます。これが最高潮に達した際に排卵が起こるのです。排卵後、卵胞が黄体という内部分泌構造が刺激されて黄体ホルモンを放出します。そうすると、妊娠の準備を保持するよう、厚くなっていつでも着床できるようになっている子宮内膜の状態を以降発育させないようにします。

黄体ホルモンを投入した場合、子宮内はどうなるかというと、排卵が行われたかと脳にある下垂体が妊娠したと勘違いをします。排卵前であれば排卵が止まり、既に排卵されていた場合は、着床できる準備が前倒しに行われます。前倒しに行われてしまったら、妊娠の危険性が高まるのでは?と思う方もいると思いますが、それは間違っています。前倒しにすることで、受精卵が子宮に届く頃には、既に着床しづらい状況を作り上げることができるようになります。受精卵となって子宮に届くまでには、7日~10日程掛かります。

早めに準備されてしまっては、その間にどんどん子宮内膜の状態も劣化していきます。それが剥がれて最終的に生理となることからも分かるように、届くころにはフカフカのベッドがただの板になってしまい、着床も難しい状態となるわけです。更にこの黄体ホルモンは子宮頚内に分泌されている粘液の質を変えることで、精子を内部に届きにくくするという作用も起こします。こういった作用が相まって、避妊に導くのです。

心配な点である副作用については?

心配な点である副作用については?

アフターピルで心配なことはきちんと避妊が行われるか?それともう1つは副作用の強さでしょう。ノルレボはヤッペ法に比べると格段に副作用のリスクが減っています。その理由は含有されているホルモン。黄体ホルモンの他にも卵胞ホルモンが配合されているのがいわゆる混合ホルモン剤。

ノルレボは冒頭でもお話した通り黄体ホルモンであるレボノルゲストレルのみを配合しています。そして副作用を起こしてしまうのは卵胞ホルモン。もうお分かりでしょう。卵胞ホルモンを配合していないノルレボは副作用が起きにくいのです。もちろん人それぞれですので、吐き気や不正出血が起こることもあります。あまりにも吐き気が強い場合は、病院で吐き気止めの薬も一緒に処方してもらうのが良い方法です。