ヤッペ法(プラノバール錠)を用いる緊急避妊

ヤッペ法を用いる緊急避妊

そもそもヤッペ法とは何なのでしょう?

ヤッペ法とは、ノルレボが登場する前まで主流であった緊急避妊治療になります。1974年、カナダの婦人科医であるアルバート・ヤッペ氏によって考え出されたこの方法は、中用量ピルを2回に分けて服用することで避妊を行います。主にプラノバール錠を用いた治療になります。つまりアフターピルの錠剤というわけではないのです。

この方法は、近年のノルレボが認可されるまで行われてきた上、今でも緊急避妊治療の選択肢としても用いられているところがあるぐらい当たり前のように使われてきました。しかし、あくまでも処置する婦人科医が独断の上で責任をもって行う行為でもあることから、保険が適用されない方法でもありました。このプラノバールに含まれる成分はエチニルエストラジオールとノルレストゲルというホルモンになります。

服用のタイミングと副作用

服用のタイミングと副作用

服用の説明としては、性交後72時間以内にまず一回目を服用します。そして、一回目の服用から12時間後に再度同じ用量の薬を投与します。ヤッペ法を用いることで避妊が成功する率は50~60%とされており、あまり避妊率が高くないことが少し不安な点でもあります。更に2回目の服用を怠ると、避妊できる確率もさがってしまうのも懸念すべき点です。

また副作用が重いことでも有名で、特に吐き気や悪心は5割の確率で発生すると言われています。この副作用である吐き気が起こった際に嘔吐してしまうと、薬の成分を吐き出してしまうのも同然となり、気持ちが悪くても吐き出さないという点も非常に重要なこととなります。その為、病院では吐き気を止める薬も同時に処方されることが常でもあります。こうした点は、ノルレボの方が症状が軽いことから、避けられがちとなってしまう点でもあります。

避妊に成功したタイミングを知るには?

避妊に成功した場合、必ず生理が起こることも特徴として挙げられます。排卵前であれば5日以内、排卵後の場合は21日以内に迎える場合が多く、もし生理がこない場合には失敗してるケースとなりますので、その場合には再度病院などで確認してもらう必要があります。勿論、これはノルレボも同様の話で、避妊に成功した場合は生理が起きます。しかしながら出血があったとしても、確実に避妊が出来たかは病院で見てもらった方が安全と言えるでしょう。